病院や老人ホームのようにベッドがある職場で働く場合には必ず夜勤があります。それが体力的にも精神的にも大きな負担になってしまう事は誰でも知っていて、夜勤手当がつかなければ誰もやりたがらない仕事です。

通常は日勤をしている人の場合にはその日だけ生活リズムを狂わせなければならず、前後の日の睡眠は浅くなってしまいがちで体力的な回復が少なくなりがちです。現場で起きていなければならないというプレッシャーもあって精神的な負担も大きいでしょう。しかし、そんな状況があったとしても少し工夫をするだけで夜勤の時間を楽しめるようにもなります。

一人で夜勤を行うということは稀であり、数人がナースステーションにいることが多いでしょう。その際に看護師同士のコミュニケーションの時間として活用していくというのが良策です。普段は仕事が忙しくて素っ気ない会話しかできなくても、仕事が日中に比べると少ないことが多い夜勤の場合にはゆっくりと話をする時間がとれることが多々あります。看護師同士で互いの理解をしておくことは仕事をする上でも重要なことであることに加えて、話をしていると時間が過ぎやすいことから暇になってしまった時間を潰すのに有用な方法になるでしょう。

しかし、コミュニケーションの時間として活用できるかどうかは職場の状況に大きく依存します。そのため、こういった活用を考える場合には職場選びが重要であり、円満な関係を作ることを重視している職場を選ぶようにすると良いでしょう。